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思想の本舗・図書新聞では創業以来六〇年、一貫して知のトレンドを練り続け、アヴァンギャルド・シーンを完全パック、産地直送させて頂いております。媚びない。退かない。甘くない。そのラジカリズムに徹した辛口の本格批評は、知識の修羅場を生き抜く指南の書。どうぞ、トンガリの極みを熟読玩味の上、益々の御愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
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電子版	図書新聞 3655号
◆今週の一面◆ フランコ・ベラルディ（ビフォ）著『第三の無意識――ウイルス時代の精神空間』（航思社）を読むポスト・コロナの模索白井聡 ◆主な書評・レビュー◆ 砂川文次『越境』文藝春秋（金平茂紀）ヴァネッサ・チャン『わたしたちが起こした嵐』春秋社（八木寧子）塚本邦雄『新版　百珠百華』書肆侃侃房（阿木津英）影本剛『近代朝鮮文学と民衆』春風社（高榮蘭）松井理恵『大邱の敵産家屋』共和国（金賢貞）山内明美『痛みの〈東北〉論』青土社（佐々木隼相）蜂飼耳編『吉本隆明詩集』岩波文庫（添田馨）西成彦『カフカ、なまもの』松籟社（竹重伸一）諏訪哲史『昏色の都』国書刊行会（平井倫行）清松大『世紀転換期文学の思想空間』春風社（林正子）小川明子『ケアする声のメディア』青弓社（福永健一）鈴木優『フリードリヒ・シラー　自由の美学』慶應義塾大学出版会（益敏郎）藤高和輝『ノット・ライク・ディス』以文社（古怒田望人／いりや）アンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』月曜社（内藤慧）鈴木亘『声なきものの声を聴く』堀之内出版（山下通）稲賀繁美『美／藝術』東京大学出版会（岡本佳子）ルイザ・メイ・オルコット『「若草物語」のルイザのヨーロッパ旅物語』悠書館（中井陽子）小沼純一『リフレクションズ』彩流社（萩埜亮）追悼　アラン・ドロン（睡蓮みどり）追悼　田中美津（住本麻子） ◆連載◆ 科学時評（粥川準二）