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決勝インタビュー

村上義弘
ファンや子供達の声援が聞こえて、絶対１着を取ってやろうと思ったし、ファンの為にいいレースをしようと思ったが…。
準決同様、稲垣の番手。
飯嶋則之
３日間、展開とラインに助けられている。
二次予選と比べると軽くなっているけど、余裕自体はない。
池田－牛山の後ろ。
関東３番手です。
新田祐大
出脚に関しては、問題ないと思うけど、どうしても最後に失速してしまう。
でも修正可能な範囲です。
準決同様、単騎戦。
力を出し切ります。
福田知也
五十嵐さんとは、ずっと一緒に練習している仲なので、一緒に決勝に乗りたかった。道中、余裕もあったし、調子は問題ない。南関の３番手。
池田勇人
レースの流れには乗って走れていると思うけど、今節１度も先行出来ていない事が気がかりですね。決勝は、僕が関東の先頭で頑張ります。
田中晴基
先行して決勝に乗れた事は嬉しいですね。連日踏めていると思うし、脚の状態は大丈夫です。相手が強いので、流れを見ながら先行基本に。
林雄一
ラインのお陰で決勝迄、勝ち上がる事が出来た。いいとは言えないけど、この成績で悪いとは言えません。決勝も、晴基（田中）の番手を固める。
牛山貴広
フレームのお陰で少しずつだけど、状態は上向いている。決勝迄にセッティングを微調整したい。池田君マーク。広島で１度連係しています。
稲垣裕之
練習はきっちりしてきたし、状態は問題ない。もち論、近畿地区の記念だし、優勝は譲れない気持ち。メンタルをしっかり持って走る。自力。

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三日目勝因敗因

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二日目勝因敗因

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初日勝因敗因

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初日全選手インタビュー

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ヤマコーの「やってやるって！」

日刊スポーツ評論家　山口幸二

ヤマコーの「やってやるって！」過去の一覧アーカイブはこちら


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コンドルの眼

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武田一康
コンドル出版社代表取締役社長。
昭和23年4月24日生まれ。
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、19歳から予想業に携わる。
新聞業務は実弟の圭二氏（小倉競輪場キャスター、コンドル社・専務）、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日円滑に製作されている。　
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報と経験値を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで提起しており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運び直撃取材を欠かさない。
年間３００日近くの出張は、ここ１０数年のルーティンワークで「あちこち、ガタがきとるけんが、じっとしていられん性分ったい」と生涯・“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
６５歳を迎えた今もなお、時には２０００グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約１時間の散歩をノルマと課すなど、ドＭともいえるストイックさで自らを攻めており心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN１、２位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯、そして愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズには目がない。
競輪と同様の『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだろうか。

２日目
和歌山記念の売り上げ目標は連休もあり、７０億。
初日は去年より９千万減でガッカリしてたら、２日目に２０億近く行ったので、ヱビス顔に、この分なら行くんじゃないかなの雰囲気。
３日目は「Ｓ・Ｓイレブン」の選手は気持が穏やかでないので、割り引いての評価は必要かも知れません。
今回はそれもあって荒れてます。
そんな中でもちゃんとした取材に予想はしてるので「コンドル紙」をＥ新聞サイトで引き出して貰えれば。
私は宝の山と信じてます。


初日
和歌山記念の初日は、予期した通り強風が吹きまくり、選手は「向い風ばかりで横風も強くて、それが原因した」の言い訳ばかり。 その所為もあり、２６万７千円・２１万１千円・１０万２千円の大穴が出ました。
これは１センター、そして２センターに在った建物が整理されたからであり、残り３日間も風との闘いに成りそうで、穴狙いのファンには堪らないシリーズに成る反面、本命党はご用心。
そんな中で、大いに目立ったのは、五十嵐力・戸伏康夫・岸澤賢太・石丸寛之・黒川茂高・天田裕輝・稲垣裕之・林雄一・金子貴志・池田勇人・稲毛健太。
２日目の狙いを少々。
１Ｒ、吉田茂生。２Ｒ，上田隼と柳詰正宏。３・４Ｒは飛ばして、５Ｒ，田中晴基。８Ｒ、五十嵐力。１０Ｒ、新田祐大から黒川茂高の２着駆け残りが推奨の狙いです。
尚Ｅ新聞の努力で「コンドル紙」が関東のコンビ二（セブンイレブン以外）で取り出せる事に成ったそうです。ご利用下さい。

寒波襲来は和歌山記念の恒例行事。１センターの建物が壊されて、バックに選手宿舎・検車場の近代的建築が、すぐ横を紀ノ川が流れる本当に冷えて風も強い中、今年も選手達を悩ませる事でしょう。
その中でも年の始め、期の初めであれば、ビックリする活躍をするレーサーが出現するのもこの和歌山記念。候補生は沢山居ます。
初Ｓ級の吉田茂生・小原唯志・小島歩・保科千春。返り咲きの黒川茂高・伊藤勝太・柳詰正宏からは目が離せないし、人気薄の時は１００円玉で狙って下さい。


前検日
和歌山記念の前検日、初日の狙いは１Ｒの五十嵐力は話振りから小原唯志の番手で粘る雰囲気。
２Ｒは、和歌山に強い上田隼。
３Ｒは山口貴弘の捲り。
４Ｒ、愛敬博之の単で岸澤賢太・小島歩の自力型。
５Ｒ、弟子を使う高橋大作。
６Ｒ、黒川茂高の１・２着。
７Ｒ、柳詰正宏の捌き。
８～１１Ｒは２日目以降を考えてじっくり観戦レース。

日本列島が寒気団に襲われた中で開催された玉野ＦⅠは雨迄降る最悪のコンディションに、
選手は「冷たい」「寒い」を連呼してましたが、それでか人気選手が順調に力を発揮して、初日より、予想の方は的中の連続。
決勝戦は同期の親友同士、川村晃司と小林則之がガチンコ勝負を宣言、
その間隙を衝くのは単騎の芦澤大輔に、地元の捲り屋、黒田淳。
私はこの３人で決まる様な気がして成りません。
小倉ナイターは同じ事を言う様ですが、
ドームで最高のコンディションの中、素晴らしいレースが展開されました。
Ａ級の優勝は、宮西翼を番手捲りした高田真幸が、森田達也を振り切り優勝。
ガールズは誕生日の石井寛子が、力の違いを見せ付けて１２秒２のハロンで完全Ｖ。
Ｓ級はスタート牽制までしたのに、松岡健介は、水谷好宏に恩情を掛け過ぎて仕掛け遅れたのを、
大西祐が、香川雄介を連れての大捲りが決まり、これは想定の範囲内。
尚松岡健介は直近４ヶ月の事故点が、１１８点に成り、
走注一つで、来年の５月は斡旋しない処置が待つ事に。
そして嬉しかったのは◎を付けた、加倉正義が捲りを決めて１着で期待に応えてくれた事でした。
１０日は和歌山記念の前検日、朝一の便で向かいます。


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二宮歩美の目指せっ！e-キャスター！！

武田あかりも負けるもんか

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みなさん、こんにちは。
競輪リポーターの武田あかりです。



今回の和歌山グランプリでご紹介するのは、年末の競輪グランプリ2013の王者に輝いた、このお方です！！



愛知の金子貴志選手！！


優勝直後のインタビューで、
『グランプリは見るもの！と思ってた舞台に出場して、まさか優勝するとは。
まだ夢の中にいるようです。
“夢の中にいる”なんて、いままでは、あり得ないと思ってたけど、いままさに夢の中にいる気分です。』
と、優勝の喜びを語ってくれました。


そして、グランプリをとった気持ちを。



気さくに、体で表現もしてくださいました。


選手になって19年目にして、G1タイトル2つ獲り、グランプリ王者に輝かれた金子選手。
そんな、金子選手の去年1年を振り返ってみます。



まずは、2月の全日本選抜にて。

好調つづきの金子選手にそのきっかけを伺うと、
『大ギアになって、練習も変わって上手くいかなかったのが、半年前位から、フレーム・ギアが、かたまってきて、上手く良い方に向いてる。
でも、肝心な所で、勝てないので、その辺を修正できれば、成績も確定板で安定し、G1でも特選スタートになって、チャンスが増えると思うので。
今回は、初日特選スタートなので、それを生かしていきたい！
最近、G1決勝乗れてないので、乗れるように！！一時期に比べて、だいぶ良くなってるので、結果がついてくれれば。』
と、答えてくれました。


その5ヶ月後。
7月、寬仁親王牌で。



選手になって19年目にして、初G1タイトルを手に入れられた金子選手！！

弟子の深谷知広選手の先行に乗って、見事G1決勝で師弟ワンツーを決め、スピードレースの中、強い走りを魅せてくれました。


優勝インタビューでは、目に光るものがある中で、



『G1タイトルは、もう獲れないんじゃないかと、諦めた時期もあった。』
と、答える金子選手に、今までの苦労された長い道のりを感じ、見てる私まで、感極まってしまいました。



そして、その直後の地元豊橋記念で。
『G1に出るのも苦しかったときもあったし、G1獲れるのかなと本当に思ってたことも。そんな苦しい時にもいろんな人がサポートしてくれてて、今回いろんな人からお祝いのメールや電話貰って、本当に、嬉しかったし、G1獲ったんだと実感した。』
と、語ってくれました。
さらに、
『G1のタイトルとったから、練習しててもいい加減にできないなと、気がしまる。レースも練習もいい加減にできないという、G1タイトルのプレッシャーってこういうことかって、感じてる。』
と、タイトルホルダーの気持ちを教えてくれました。


11月競輪祭では。
今年のここまでを振り返って、
『いい1年。G1のタイトルも獲れたし。
G1獲って、レースも練習も集中して出来てる。モチベーションもしっかり、高いところに維持できてる。良い緊張感で。状態も良いので一戦一戦頑張る。』
と、答えてくれました。
そして、見事その競輪祭で、7月の寬仁親王牌に引き続き、強い絆の師弟愛での走りで、2つ目のG1タイトルを！！



そして、2013年12月30日。
競輪グランプリ2013で、見事グランプリ王者に！！


悲願のG1タイトルから、グランプリ王者に輝いた金子選手。
グランプリ王者ユニフォーム1番車での今年初出走の和歌山グランプリ、見逃せません。
金子選手の独占グランプリ優勝インタビューの動画はコチラ・・



※映像協力 Gamboo（ギャンブー）

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実況アナ立野純の、競輪のススメ

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e-SHINBUNをご覧の皆様、こんにちは。実況アナウンサーの立野純です。



私にとっては、新年最初のe-SHINBUNコラムですので、少し遅くなりましたが、「明けましておめでとうございます」ですね。

今年の正月は、静岡競輪場で過ごしました。



前検日は大晦日。前日に立川グランプリ場外を終え、新年を迎える準備ができていました。

そして、迎えた新年。静岡と言えば、やはり見ておきたいのは富士山。ここ静岡競輪場は、富士山バンクとも言われていますが、場所によっては、こんなに鮮やかな富士山が目に飛び込んできます！



この正月シリーズは、FⅠのガールズケイリン開催。スタジオも設置されましたが、司会はe-SHINBUNコラムでもおなじみの二宮歩美さん。ピースサインや笑顔の写真は、二宮さん自身が他でバンバン使っているでしょうから（笑）、ここではこっそり撮影（？）した真面目な姿をちょっとだけご披露。前半は、静岡競輪リポーターのあいみさんと。中継前には、スタッフからの指示をしっかり聞きながら、進行表をチェック。



後半は、元選手で解説の伊藤勝也さん（静岡・54期）と。中継終了後には、二宮さんが勝也さんに、色々と質問していました。



実況席は、ゴール前の一番高い場所にあります。眺めはこんな感じ。



ちなみに、この開催を制したのは、藤木裕選手（京都・89期）。



ガールズケイリンの優勝は、小林莉子選手（東京・102期）。



両選手とも、今年は年末岸和田を意識している話を前検日からしていました。まだまだ戦いはこれからですが、まずは揃って完全優勝と、幸先のいいスタートを切りました。


さて、立川が終了して、今年２番目の記念は和歌山。

私は近畿出身ですが、実家が奈良で、以前住んでいたところが京都。ですので、和歌山はやや距離があったため、近畿の競輪場では、行った回数が一番少ない競輪場。それでも、「ちょっと遠くへ行きたいな」と思ったときに、数回足を運んだことがあります。

鉄道アクセスは、南海電車が一番便利。



特急サザンを使えば、なんば駅から約１時間で、和歌山市駅に到着。和歌山市駅に着く前には、紀ノ川を渡りますが、ここを渡ると「和歌山に来たなぁ」という感じがします。

和歌山競輪場で過去行われたビッグレースと言えば、ふるさとダービー。1995年と1996年の２回開催されましたが、1995年大会のパンフレットが、我が家にも残っていました！



キャッチコピーは『吉宗も 手に汗にぎる　疾走劇』。徳川８代将軍、『徳川吉宗公誕生地』の石碑は市内にもありますが、その吉宗より、『E.T.』を連想するのは私だけ？

パンフレットの中身は、こんな感じ。



今から１８年１か月前のもの。さすがに若い！



こちらのページは、今でも現役揃い。今年SSになった後閑選手の短評は、『得意の捲りが爆発すれば驚異的な力を発揮だ』。今でも変わっていない感じがしますね。

ちなみに優勝したのは、松本整さん。



松本さんは、この年と翌年でふるさとダービーを勝ちまくり、翌年の和歌山大会も制していました（出場した４大会連続優勝）。


さて、今年の和歌山記念は、１１日（土）からの４日間開催。開催時期は１月開催に定着していますが、『WGP』（和歌山グランプリ）という相性もすっかりおなじみです。今年の本家グランプリ開催は、お隣の岸和田開催。『WGP』の覇者が、『GP』出場を果たせば、ストーリーとしては万々歳！？

その候補の一人として、今年さらに飛躍しそうなのが、池田勇人選手（埼玉・90期）。



昨年の活躍は、皆様ご存じの通り。私が池田選手をe-SHINBUNでピックアップするのは今回が２回目ですが、以前書いたのは昨年６月の岸和田高松宮記念杯。そのときは一次予選敗退となりましたが、シリーズ後半は連勝締め。そして、次節の久留米では記念初優勝。その後の記念戦線では、決勝進出の常連クラスまで台頭してきました。

写真は、昨年１１月松阪記念でのもの。このときには「警戒されることも多くなった？その中で、先行して結果を残すことができれば一番いいんですけど、そこまで脚力もないので、自分にできることをコツコツやっていこうと思います」という話も出ていましたが、周りの選手からの「強い！」という声が多かったのも事実。

昨年は、西武園FⅠを優勝で締めくくり、年頭立川記念で優参のスタート。その立川は、早めとは言え追加だったため、今回の和歌山記念は中２日での参戦に。約３年ぶりの和歌山オレンジバンクで、疲れを感じさせない走りに期待です！


その池田選手の師匠と言えば、黄金井憲選手（埼玉・54期）。ボートレーサーである力良（りきら）選手の父親でもあります。



師匠も、弟子の活躍には、目を細めます。

「弟子の池田勇人は、強くなりましたね。あんなに強くなるとは思わなかったですよ。全てゼロから教えたんですよ。レーサーパンツはジカに履く、というところから（笑）。ローラーにも乗れなかったしね。もちろん、今はもう何も言うことはない。かわいいですよ」

ところで、冒頭でご紹介した解説の伊藤勝也さんとは同期ですが、黄金井選手はまだまだ現役で活躍中です！

「練習は一生懸命やっているんだけど、引退した恩田繁雄さん（東京・55期）からは、『やっちゃダメだよ。休まなきゃダメだよ』って言われるんですよ。でも、ビビリ症だから、練習やっちゃうんですよね」

この精神が、弟子にも伝わっているのでしょうか。


では、紀州４日間の熱戦を、存分にお楽しみください！

なお、和歌山記念初日～３日目には、松阪FⅡも開催中。こちらには、昨年特進で２班に上がってきた元砂勇雪選手（奈良・103期）や、津村洸次郎選手（福岡・101期）も参戦。


（写真左：元砂選手、右：津村選手）

実力上位級選手に、未知の魅力溢れる若手がぶつかるのは、FⅡ戦の楽しみのひとつ。和歌山記念と合わせて、ぜひ松阪FⅡもよろしくお願いします！（川越場外、サテライト名古屋でも場外発売されます）


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谷友梨子のこの選手にエール

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http://yokkaichikeirin.com/blog/

谷友梨子
四日市・松阪を中心に活動するキャスター。
軽快なトークと緻密な取材を元にした情報に定評がある。
女性ＭＣと、プロの解説者以上のコラボは競輪界の「いっこく堂」である。
ファンの間では「押し付けがましくなく、
耳にスッと入ってくる。それでいて内容も確かだ。
車券を買う時のギャンブル心理を逆なでしないのも良い」の声を聞く。


毎年、この新春の時期に開催される和歌山記念。いつも近畿の新年トップを切って開催されるお馴染みの和歌山グランプリです。

競輪とは少し話がそれてしまって恐縮ですが、奈良出身の私にとって、お隣の県、和歌山は楽しい思い出がたくさんある場所です。幼い頃の家族揃っての海水浴、小学校の修学旅行、また、友達との旅行。フリーアナウンサーの仕事を始めてからは、和歌山放送でラジオのパーソナリティーをやっていたこともありました。思い返すと、和歌山には楽しい思い出ばかり…。まさに、「和歌山良いとこ　一度はおいで～♪」です。

さて、話を競輪に戻すと、今シリーズ、地元勢からの参戦は５名。よく和歌山のＳ級選手から耳にするのが、毎年この時期に地元記念があるので、お正月はゆっくり過ごせたことがないといった話。今シリーズの５名の選手も、年末年始、緩めることなく、この地元記念に向けて練習を重ねてきたことでしょう。

地元メンバーで一番の年長になるのが、今年３月で４０歳になる布居寛幸選手（７１期）です。



いつも物腰柔らかに、私たちの取材にも丁寧に答えてくれる布居選手。「和歌山は、若手も多く出てきて、練習も活気付いているんですよ」と話します。このシリーズ、地元勢のまとめ役としても、大きな存在です。

昨年は、ＧⅢ花月園メモリアルで決勝入りもありましたが、失格、また落車のよる長期欠場もあり、なかなかペースを掴めないまま終わった１年ではなかったかと思います。

記念参戦は、昨年１１月の松阪以来。その松阪記念は、怪我による長期欠場明け２場所目でしたが、二次予選は１着で突破！そして、準決勝は、藤木裕選手の番手という、この上ない番組に！布居選手からも、「これで決勝に乗れなかったらいつ乗る？！ですよね」といった言葉が飛び出していたほどでした。

ただ、怪我明けだけに、「藤木から離れたことはないです。すんなりなら大丈夫。からまれる展開になったらキツイけどね」といった言葉も。準決勝の結果は、藤木選手が６番手からの捲り追い込みで１着。布居選手は、バックで少し絡まれながらも藤木選手を追いましたが、５着と終わり、レース後はがっくりと落胆した表情でした…。

今シリーズは、怪我復帰から２か月経っています。少しずつ、調子の方も戻ってきているのではないでしょうか。昨年の地元記念は、二次予選で敗退。レース内容的にも悔しい結果に終わりました。今年は、２班のため予選スタートになりますが、地元の意地を見せて結果を残していきたところ。そんな布居選手にエールを送ります。


続いては、吉村和之選手（岐阜・８０期）。



追い込みではありますが、依然、スピードある自力も温存しており、自ら踏み込める脚があるのが魅力です。

直前は立川グランプリシリーズのＦⅠ。準決勝は、ラインの前で、４番手確保から直線鋭く追い込んで２着。決勝は中部単騎でしたが、捲り上げた藤田竜也選手ラインの３番手にうまく切り替え、３着に入る競走。藤田選手のスピードは相当でしたが、タテ脚ある吉村選手だからこそ、切り替え追走することができたのではないでしょうか？

「自分が前のときは思い切りやりますが、人の後ろに付くことも多くなったので、アシストするときはちゃんと援護できるように走っていきたい」と、自身も話します。

近況、記念では二次予選敗退が続いていますが、直前の立川では、目標不在ながら好走を見せていました。年明け最初のこのシリーズ、幸先のいいスタートを切りたいところです。



ところで、吉村選手のニックネームは「吉牛（よしぎゅう）」。

吉野家の牛丼が好き！…というわけではなく、いつもいい意味でのマイペースで事を進めるところから付いたもの。取材にも、独自のペースで丁寧に、 また興味深い答えを返してくれる選手です。

また、吉村選手というと、自然が大好き。それも、何気ない日常の自然を愛しています。以前に雑談で、こんな話もしていました。季節は春の少し前。

「春と言えば、つくしです！（前検日）来る前に、ちょっと車で遠回りして、つくし探しに行きましたが、まだでした。つくし前線はまだ遠いですねえ」

つくしは、見るだけではなく、食すのも好きということで、「去年は、（調理するために）つくしの笠取りを何時間もやっていました」と、何とも風流な話を聞かせてくれました。吉村選手の、ほんわか穏やかな人柄がお分かりいただけるのでは（笑）。

また競走でも、以前ＦＩで久々優勝したときのインタビューで、「今後の目標は？」と訊くと、「結果より、レース内容ですね」と、これまた吉村選手の人柄が出る、いいコメントを残していました。

「吉牛」吉村選手の、「牛の歩み」にエールを送ります！

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鈴木桜花の桜前線急上昇中！

【鈴木桜花】
小田原を中心に様々な競輪場でＭＣをしています。
しかし、まだまだ勉強中の身。
皆様に競輪の情報をはじめ、楽しさ、素晴らしさをお届けすると共に
桜花の成長を見守っていただけたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いします！

桜花のブログ「桜花の徒然日記」
ameblo.jp/ouka-rigolo/

４日目
昨日までの西武園競輪の
お仕事で疲れていたのか、驚くほど寝てしまいました。

もう目覚めないんじゃないかというくらい(笑)

本当にたくさんのことが勉強になりましたので
また一度整理して次に繋げていきたいと思います！！

[和歌山記念 最終日]

[和歌山記念　３日目]

[和歌山記念　２日目]

[和歌山記念　初日]

[和歌山記念　前検日]

竹林一彦の競輪閻魔帳

竹林一彦

専門紙「アオケイ」編集長。１９５８年生まれ。
「勝手に喋って聞く耳持たず」のGamboo・予想会も好評。

Gamboo生放送出演中！

原点

以前この立川競輪場で落車して担架で運ばれる際に貰った暖かい声援を忘れずにいる。
昨年暮れのヤング・グランプリを勝った猪俣康一が恩返しを述べるインタビューが素敵だった。

三十年以上前の同じ立川競輪場、三コーナーの金網付近だ。
名取勝政の番手で頑張ったけど競り負けた中澤俊治に向って俺は「練習してまた来いよ！」と声を投げた。
すると中澤はサドルから尻を浮かせ上下左右に揺すって答えたのだ。
感激したなア。以来、中澤が選手を辞めるまで俺はずっと奴のファンだった。

あれが全てではないにしても、あのことがなければ俺はここまで競輪に淫することはなかっただろう。
「原点」を暫く振りに想い起してくれた猪俣に感謝したい。


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とかく・この世は金ばかり～マッチーの七転八起奮戦記

町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。
現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。
前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか！？

イー新聞も、競輪界で少しは知られた存在になってきましたが、利益体質があるかと言えば、まだまだ。
確かに本業であるＩＴ部門と飲食部門は絶好調ですが、それに比べるとＳＳ級とチャレンジの選手ぐらいの賞金の差があるのが現実。
スポーツ選手をサポートする社会の啓蒙活動としては、少し貢献できているかなと言うところです。
それでも、具体的にコンビニ名を正式発表出来ませんが、全国の有名コンビニで、イー新聞のサイトで発売している専門紙が、近々専用端末で購入出来るようになります。
競輪で言えば、アオケイやコンドル、競輪研究の新聞を全国のコンビニで買う事が可能です。
今まで通り、併行してネットでも買えますが、買う手段が増える事は良い事だと思います。
この購入の仕方が簡単で、パソコンを使えない高齢者にとっても、楽に新聞を購入出来ます。
さて、今回は記者自身は休みをいただき、地元の専門紙の雄・競輪研究に取材をお願いしています。
昔から緻密な取材力には定評があり、現場は双子の兄、そして営業や総務関係は双子の弟が仕切っています。
創業者の３代目ですが、若い力で、これから業界を引っ張って行く事でしょう。
今回も全体の特設サイトの構成は僕が担当していますが、違う目線で取材の記事は、特設サイトのファンにとっては新鮮な事だと思います。
僕も楽しく、勝因敗因を読んでいますし、一歩引いて物事を見たりする事も大切だと思いました。
社会における自分を見つめるのにも良い時間です。
選手と同じく、日々勉強です。

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